事業内容
SERVICES

宿舎運営事業

土地開発事業

宿舎運営事業

弊社は、東日本大震災をきっかけに、福島で原発作業員宿舎を立ち上げました。
福島第一原発という命の危険もある現場で、収束作業に従事している作業員200名が生活する施設です。 宿舎での集団生活はとてもストレスがかかります。例えば寝不足が続くとケアレスミスが多くなり、 現場で重大な事故を起こす可能性も高くなります。よって、宿舎環境が良くなればヒューマンエラー(労働災害)が 減るのではないかと考えました。当時は、彼らに少しでも快適に生活してもらうには、どうすればよいかと、悩み・考え、 色々な試みに挑戦してきました。成否ありましたが、そこでの経験が後の宿舎運営に大変役立ちました。 今後も作業員宿舎の環境改善を目指していくことが、弊社の使命だと考えています。

4つのコンセプト

ケイエスプランニングの宿舎は「4つのコンセプト」に基づいて運営されています。

快適性

利用者の快適性を重視しています。

1人部屋、エアコン、Wi-fiという住環境の整備はもちろん、 関係者との定期的な意見交換により、夜間騒音、 共用部使用に関するマナーなどの問題も拾い上げ、 随時改善を図っています。
宿舎は複数の会社様が利用するため、快適性を維持するためには 「宿舎ルール」と「管理体制の構築」が重要です。 「利用者のニーズを汲み取った納得感のあるルール」と 「ルールの運用を徹底させるロジカルな管理」、 2つが連動することにより、利用者の快適性が維持されます。
弊社の運営する作業員宿舎では、集団生活に適した宿舎ルールの制定と、独自の管理ノウハウを最大限活かし快適性の維持・向上に努めています。

健康増進

利用者の健康増進に努めています。

弊社では、利用者の健康増進は宿舎の快適性と共にヒューマンエラーを減らす為の大事なポイントと考えています。 利用者も、健康維持・増進に関する意識・要望を強く持っています。 利用者の声に応えるため、弊社が管理する宿舎では健康管理コーナーを設け、 体重計、血圧計、体温計、AED、応急処置ガイドブックを設置しております。 施設によっては、ダンベル、体操マット等の運動器具、アルコールチェッカー等のセルフチェック機器なども設置しております。 さらに一部の施設では、病院と連携しインターネットを使った遠隔健康相談も導入しています。

BCP (事業継続計画)

BCP(事業継続計画=Business Continuity Plan)を整備し、定期的な見直し、チェックを行なっております。

利用者の安全を守るため、避難訓練の実施や防災用品(LEDランタン・拡声器・防災ホイッスル・防水バケツ・給水ポンプなど)の準備、食料品(保存食、飲料水など)の備蓄を行なっております。 集団感染対策として、平常時から感染症予防対策、発生時の拡大防止対策を実施しております。 感染を食い止める隔離部屋、宿舎周辺の病院との提携なども行なっています。 また、施設機能維持のため非常用発電機を一部施設では標準設置し、台風などの自然災害が多い地域では必要に応じて導入しております。

地域対策

地域に根付いた宿舎作りを行います。

工事期間のみ設置される宿舎ですが、地域に根ざした宿舎として地元住民に受け入れてもらうことが大切と考えます。 地域との共存を目指し、地域の自治体、役所、警察、消防などと連携を取りながらの宿舎運営を行なっております。 独自の取り組みとして、地元の祭りへの参加・協力、食堂で提供する食事は地産地消を心がけたメニューを多く取り入れること、 宿舎運営スタッフを出来る限り地元で雇用し地域の雇用創出を促進することなどを行なっています。

その他のこだわり

独自の管理システム

弊社では、宿舎運営のため独自に開発したIT管理システムを導入しています。 これにより、24時間体制での利用者状況の把握、データ管理が可能になります。

宿舎は全国各地に設置されるため、情報共有には通常時間がかかります。 しかし、弊社の管理体制であれば、全ての拠点の情報を即座に全スタッフに共有することが可能となるため、 平常時はもちろん、トラブル時の対応などに大きなメリットがあります。

食事

弊社では、宿舎で提供する毎日の食事を、利用者の健康維持はもちろん、 日々の業務のパフォーマンス、仕事への意欲・満足度を左右する大きな要因として考えています。

「栄養的バランス」「満足できる量」「味と満足感」という3つの軸を定めメニューを工夫しております。

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